【エコマーク】同一企業が運営する商業施設として複数箇所での取得は国内初、「湘南モールフィル」「フォレオ大津一里山」がエコマーク認定施設に。
大和ハウスリアルティマネジメントは、運営する施設において環境保全を目的とした様々な施策を推進しています。
その一環として、商業施設「湘南モールフィル」(神奈川県藤沢市)と「フォレオ大津一里山」(滋賀県大津市)の2カ所において、公益財団法人日本環境協会が認定するエコマーク※1 を取得しました。
なお、同一の企業が運営する商業施設として、複数の施設がエコマークに認定されるのは当社が初めてです。
(左)湘南モールフィル、(右)フォレオ大津一里山
エコマーク認定において評価された具体的な取り組みとしては、「湘南モールフィル」においては環境イベント等を通じた社会貢献活動や、照明器具のLED化推進、トイレの節水装置導入などの省エネ活動があります。
また、「フォレオ大津一里山」においては、施設内の飲食店で出た廃食油をバイオディーゼル燃料に加工して再資源化したり、飲食店や従業員休憩室の使用済紙コップを分別回収し、再生パルプ化したものを施設内で使用するトイレットペーパーの原料として活用したりする取り組みが評価されました。
エコマーク認定内容の詳細
■評価カテゴリーについて
「商業施設」の認定は、商業施設における環境対策に関し、6つの評価カテゴリーから多様な取り組みを評価する制度です。
1. 建物・周辺環境への配慮
2. 環境に配慮した設備
3. 交通・物流の効率化
4. テナントとの協力体制
5. お客さまとのエコ活動
6. エコな施設運営
■当社独自の取り組みについて
エコマーク認定基準の中で、「環境に関する独自の取り組み(その他)」として当社の様々な取り組みが評価されました(一部抜粋)。
◎湘南モールフィル
1.地域の災害対応拠点の構築
藤沢市と協定を締結し、避難場所と物資の供給の両面で災害時の市民の生活をサポートしています。
・災害時の車両避難場所の提供
・災害時の応急生活物資供給等の協力
2.環境をテーマとした催し物やイベントの開催
2021年度より、環境に配慮したSDGsワークショップを2か月に1回(奇数月、第2土曜日)継続して開催しています。
・地元アーティストに依頼し、廃材利用やエコに関する手作り教室を開催
・「工夫して再利用する」など日常生活を見直すきっかけ作りとなるイベントを開催
・親子で参加でき、楽しんで地元湘南の資源の大切さを学べる場を提供
◎フォレオ大津一里山
1.施設内の廃棄物の再資源化・リサイクル
・施設内の飲食店から廃食油を回収し、バイオディーゼル燃料に加工して再資源化
・飲食店や従業員休憩室の使用済紙コップを分別回収し、再生パルプ化したものを施設内で使用するトイレットペーパーの原料として活用
2.環境に配慮した施設運営
・カーボンオフセット自動販売機※2 の導入
・荷捌き所でのアイドリングストップの徹底
※1.「湘南モールフィル」は、エコマーク商品類型 No.509「商業施設 Version1」での認定(2024年2月22日付)
「フォレオ大津一里山」は、エコマーク商品類型No.509「商業施設Version1.2」での認定(2025年2月21日付)
※2. 非化石証書によりCO2排出量実質ゼロを達成している自動販売機